2017年1月15日日曜日

ベルリン天使の詩 Pas Attendre探して彷徨ったあの日

30年前への懐古がとまらない・・・!

ベルリン天使の詩、やっと監督コメンタリーも見ました。続編「時の翼を超えて」はいまだどれを選ぶが思案中。
初版以降出てないのか結構高額なのばかり。ならいっそヴェンダースコレクションで入ってるのを買うべきかと思えど、これがまた、BDは欧州盤でうちでは見れないのだけ。DVDの仕様がPALなのはよくても、字幕はどうついてるのか不明。価格は個人的許容範囲外だし・・・。

誰に見えてるんだろう?カラー版カシエル。天使像はセンスいまいちと思うけど
ところで、ベルリン天使の詩を語る上でもうひとつ、忘れられないことが有ります。

ベルリン天使の詩がツボ過ぎるのはひとつはヴェンダース監督の挿入歌の選曲です。○十年前のパンク少女にはこの上なく効果的。音楽だけで★3つくらいかさ増ししちゃったかもしれません。
(みんな結構この映画は寝ちゃったとかいうんですよね・・・・)

とはいえその当時はまだレコードが主流だったし、ネットも存在しない時代でした。ヴェンダース監督によって知らなかったけど紹介されたようなのもあります。日本盤、当然ありません。

ミニマルコンパクトなんかはLP借りてきてカセットテープに録音した記憶があります。そうよ!私はラジカセで音楽を聴いていた世代。

ベルリン天使の詩サントラ挿入曲でとっても気に入ったのが、冒頭、ロックしか知らない誰ぞの孫がガンガンかけていた曲。同じ曲はサーカス解体の時にも空き地でマリオンが流して聴いていました。カシエルが耳ふさいで音が止まるアレです。

メタルパーカッションの音とロバートスミス級に泣き声チックなパザドンパザドンという声(と聴こえたのよ) フランス語だということくらいは理解したけど全く知らない曲。

2回目に映画館に行ったときにエンドロールを目を凝らして、誰の曲か知ろうとしてました。おそらく当時はパンフレットは買ったと思うけど、そこまでのせてくれてません。そして…覚えて帰ったバンド名(というか言葉)がAus den Sprung。

私の守備範囲内(関西)の国内輸入レコード屋では見つけることならず、その数年後、ドイツで探しました。ハンブルグのいっちばんでかいミッシェルというレコード屋さん。今でもあります。

ここでこの(私の思い込んでた)バンド名を告げ、ないか訊いたのですが・・・。

店のお兄さん「う~~ん知らないなぁ。Sprung aus den Wolken なら知ってるけど、それじゃないの?」
私「うん、それじゃなくてAus den Sprung」

とそこで会話は終わり、このパザドンはあきらめることとなりました。この件、ここでのレビューにも書いてました。私のおつむの中が○十年変わっていないという点にはちょっと愕然としてしまいますが・・・。

そこからうんと時が過ぎ、今世紀に入り、ネットでなんでも調べられるようになったとき、やっと見つけました。このパザドンパザドン。最初に巡り合ったのがおそらくコレ↓


私の記憶違いであの兄さんが言っていたSprung aus den Wolken が正しかったのだと知ったときの衝撃。

あの時にそれじゃないと言い切らずにベルリン天使の詩でかかっていた曲といえばよかったのにーーーーー!

おまけにこのバンド、なんとノイバウテンの当時はギタリスト、一番の若造だったアレクサンダー・ハッケ(あの、クリスチーネ・Fの元カレ)まで参加してたバンドだったとは!そんなこと20年前に知っていたかったと痛切に思いました。

音がもっといいのはコレ!たぶん、サントラのトラックそのまま・・・。


そして今回早稲田松竹でこんな張り紙…というか昔の記事のコピーだと思うのですが、有りました。 2枚目の写真この曲とこのバンドのことが書かれています。



っこれって何の雑誌だったのでしょうね? 少なくとも少女時代の私は遭遇しませんでした。

この雑誌を読んでたら、国内で見つけられなくても、ミッシェルではレコードゲットで来てたはずですよね。 いや、ないものねだり的に探すのが日常化していたから、ないと言われて、そうかーと思ってしまったけど、ドイツでもないなんておかしい!と食い下がればよかったのに・・・。

ノイバウテンだって大好きで結構映像だって持ち合わせてたりするのに、アレックスのノイバウテン外活動にまで気をまわしていなかった私。おおバカです。たまにオタク根性だけじゃすり抜けてしまうものがあるのです!

こうやって再会したパザドンパザドンをひしを噛みしめて聞く私。(パ・アテンドルは違いすぎません?Pas Attendre, リエゾンってのがあるので、Pasの最後のsとAttendreの母音のaがくっ付いてsの濁音になるはずだし。)

でもやっぱり最後は教祖様!このThe Carny のライヴ映像素敵です。ここにコメント書いている人がニックケイヴだけが醸し出せる荒々しい美しさって絶賛してるのですが、100%同感です。
キット誰も同じようにカバーできないんじゃない?(やった人いるのだろうか?) 短調のワルツに合わせて踊る教祖ニック・ケイヴ、とても素敵です。やっぱ〆はこういうのがふさわしいわ♡

0 件のコメント:

コメントを投稿