2015年2月15日日曜日

現代版アンクルKingsman vs 新ナポレオン・ソロ(仮称) 公開前検証①

2月13日英米ではマシュー・ヴォーン監督のKingman: The Secret Serviceが劇場公開されました。
おまけに新ナポレオン・ソロ(仮称)の宣伝トレーラーも同時に劇場披露されるだろうとのことです。

Kingsman の方はImdbによると2月22日日本公開となってますが、これまで日本版公式サイト等一切見たことがありません。なのでガセでしょう。 公開くらいは・・・されるよね?スルーされる謂れは考えられませんもの。
さっさと怠慢こかずに公開してほしいわ。

Kingsmanで,私が一番気に入ってるトレーラーはInternationalとなっているコレ。↓
映画とは無関係なのだろうけどMy Sharonaに反応してしまう、80年代少女の私。



もう1年半以上前かと思いますが、非公式撮影現場写真などが出始めたとき、スーツ姿のコリンファースがあまりにも
かっこ良くって、絶対見たい!と楽しみにしておりました。

もとはコミック、元絵じゃジェイソン・アイザックスかな・・・みたいな強面の主人公らしいですが、コリン・ファースのスーツ姿の格好よさの前ではだれも文句言いません。

一月にプレミアで公開されて以降、『現代版アンクル(U.N.C.L.E.)』とのレビューもちらほら。
何しろUNCLE 同様、国家レベルのさらに上に構える諜報機関がKingsmanです。(原作コミックではでは単にMI6だったらしいのですが)
おまけにHQはデルフロリアよろしく、仕立屋さんの奥。しかも高級テーラーショップです。
フックを回して中に入るトコまで一緒。この後はさすが21世紀なので、指紋認証セキュリティ設置。
このセキュリティ装置が一見、だだのガラスであるハイテク感はステキです。
奥にはキングスマンスペシャルと呼ぶかは知りませんが、改造銃から特殊火器類が博物館並に装飾されています。
  


そうそう、ナポレオンソロ第2シーズン、The Re-collectors Affair(亡霊が名画を狙う) に出てきた傘型銃のハイテク版のようなのも出てますね。 楽しませてくれるものです。 
と思ったら違ってた! Re-collectors はステッキ銃で、傘型はThe Gazebo In the Maze Affairでした。


2014 Kingsman
1964 Thrush?

1965 ステッキ銃 おまけね♪

このトレーラー冒頭、コリン・ファース演じるハリーが”when I was a kid, that was my dream job, the gentleman spy,(子供の頃、紳士スパイは憧れの職業だった)"と夢見るように語り、即画面転換、”nowadays all little too serious for my taste.(最近はシリアスすぎで合わないけどな)”と冷めた現実に戻る姿、爆笑です。
もちろん、Gentleman Spyとはいうまでもなくかつてのジェームズ・ボンド、ナポレオン・ソロでしょう。
そして昨今のスパイ映画は特撮技術向上のおかげで派手なアクション+バイオレンスが定番です。
007映画ですら、かなり激しい。おもわず、うんうん、そうだねぇ・・・とうなずいてしまいます。

Manners Maketh Manとスーツで身だしなみをを整え、礼節を重んじる『スタイル』を持っているところがとっても好きなのです。そう、ナポレオン・ソロ2でスラッシュのセフロンが、ソロさんや、ウェイバリー課長を褒め称えた、『スタイル』と同じです。

Kingsmanとなった少年がお嬢さんに言う"Sorry love, we've got to save the world" (世界を救わなきゃ)
まさしくアンクルですねー。シリーズでは思い出せないけど、2ではイリヤを引き戻そうとするソロさんが
”How many times have we saved the world?”(俺たち何回世界を救った?)と問いかけてました。
イチ国家レベルでなく世界なのです。

さて、国家を超えた諜報機関であるKingsmanも人材不足、マイケル・ケイン演じるトップが人材を見つけろとゲキを飛ばしますが、この人材獲得会議、白黒コピー貼り絵は何? キングスマンにハリークラスのベテランエージェントですら人が残っていない淋しい状況描写? この絵も笑わせてくれます。
ハリーが拾ってきたのは不良少年Eggsy。盗みで留置所に入っていたのをハリーが保釈させます。この少年、実は殉職した過去のキングスマンエージェントの息子。ハリーはかつて命を助けてもらった恩義があるのです。父親不在のその後、IQも高けりゃ、学校も軍も出来は良かったのに、途中で投げ出し、転落していたEggsyに見込み有りと目をつけます。少年、そして訓練に放り込まれてます。
この訓練、新米エージェント候補たちは各自バディに仔犬をえらびます。彼が選ぶのはパグ。名前はJB。
とっつあん、マイケル・ケインがコミュニケーションを図ろうとして?犬の名前を訊いてます。わんこの名前くらいでそこまで照れなくても・・・と思いますが、可愛いよ、恥ずかしそうに『JB』と答える少年。
とっつあん『ジェームズ・ボンドの?』
少年『ううん』
とっつあん『ジェイソン・ボーン?
少年『いや、ジャック・バウアー』
とっつあん『おおー』
・・・とっつあん、ご年齢的に、由緒正しい英国の誇る国民的スパイを差し置いて、アメリカのテレビドラマ(24)キャラの刑事の名前を犬につける英国の若者など、英国人の風上にもおけんっくらいに、内心青筋ものだろうと心中を察して
くすくす笑ってしまいます。

悪者はいかにも、なサミュエル・L・ジャクソン。終始、『カーペットに血を落とすんじゃねぇ!』とわめきまくり、
おビョーキ度が出ています。
元キャラは男だったらしいガゼル。女性にすることでいいポスターできてるけど、頭振り回して走る彼女怖いです。カツラの下の地頭がすっぱり映るところ、編集カットして省いてほしい。
  




この2分強ほどのトレーラー、カット編集がとても良くできていて、これだけでめっちゃくちゃ面白そうです。
2分強が映画すべてを語るわけじゃないとは思うものの、やはり本編への期待値は大きく上がります。
マシュー・ボーンの映像センスと音楽センスはレイヤーケーキキック・アスの2つで高く評価してるので、余計に信頼しちゃっているところもあります。(レビューはこっち、レイヤーケーキキック・アス

で、いったいいつ公開してくれるのでしょうねぇ?
この後は、日本でも秋公開?との噂だけのナポレオン・ソロ リメイク映画
(以降、新ナポレオン・ソロとでも呼ぶ?)をもうちょっと細かく見たいと思います。

追記速報:
お風呂から出たら、ニュースが入ってました。なんとUSではこの2/13-15のオープニングの週末だけでKingsman興行収入3千5百万ドル上がりそうなのだです。想定は2千万ドル、しょっぱなから1.5倍の興行成績です。そういう映画をさっさともってこなくてどうするのよー。ネタ元はこちらです。
追記その2
続きの ナポレオン・ソロ リメイク映画トレーラーの検証はこちらです。


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