2011年5月27日金曜日

心理探偵フィッツ やめられない、とまらない・・・?

心理探偵フィッツは私のお気に入りのドラマである。(暗いなぁ)
DVDもBOXで持っている。 いつでも好きな時に観れるのだ。

なのに再放送がある度にテレビに貼り付く私。 うっかり最初を見始めると…終わりまで観てしまうのだ。
今回も連続放送、2話ずつ、24:00から26:00まで。 ちょうど家には確実にいる時間なのが、かなりまずい。
また今回は国内初放送時の二カ国語。 吹替版を見ている。 これが、別の意味で面白く(?) 
録画しているのに翌日まで待てずに、結局観ている。 

吹替版で観るフィッツは…90年代のドラマどころか、70年代のドラマの再放送でも観ている気分。 
『特捜最前線』とか『大追跡』とか、ファミリー劇場で再放送しているヤツとトーンが似てるぞ。

何がすごいって、ナレーションというか、エピの初めの『前回のあらすじ』と終わりの『次回の予告』が、なにげに難解。 
言葉遣いがとてつもなく古典的で、頭の中で文字変換しないと理解しづらい。 
「唾棄(だき)すべき二重人格者」とか「一重二重(ひとえふたえ)に張り巡らされた」なんて、90年代だって口語で使う人いたのだろうか? 四十路の元文学少女ですら一瞬考えてしまう、単語熟語を羅列するこのナレーション。 
今時の人々は解るのかしらん?

原語版にナレーションはない。 NHK制作の吹き替え版オリジナルである。 すっごいもの作ってたんだね~。 
ぜひその昔に観ておきたかったものだ。(笑) 

TVドラマを見る習慣を全く失くしていた私をTVに戻したのが 『心理探偵フィッツ』である。BS放送時にフィッツの数話を見て、全部見なかったことを後悔した。 以降、TVドラマも家にいたら、観るようになったのである。

鬱になってしまいそうな、暗い話ばかりの上に、言葉を失ってしまう展開が大半。(笑えるとこもいっぱいあるけど) それでもフィッツの語りはパワフルでじぃ~っと聞き入ってしまう。 これだけ個性的なメインをがっちり揃えているのもそうそうないし、各エピの主人公、役者さん達がすごくいい。 心にず~っと残ってしまうセリフとかも多いのだ。

心に残ったセリフは今回は日本語で。 どーなってるのか興味あったんだけど、やっぱ、オリジナルの迫力には負けるよね。

個人的に面白かった発見。
1. フィッツの声をやっている玄田哲章さんは、機動戦士ガンダムの終盤に登場するスレッガー中尉の声優さんであった。 スリムでキザなスレッガー中尉と大デブのフィッツ。 
この間20年はあいていると思われ、同じ声優さんの声とも気付かなかった。 

2. 『孤独な男  To be a somebody』のロバート・カーライルの声はステートオブプレイでジョン・シムの声の、家中宏さんと言う人だ。 でもアルビーの声はカルの声ほどだみ声ではない。 後のエピにジョン・シムも登場するけど、別の声優さんだった。

最近はこの俳優にはこの声優さん…て決まっていないのかな?

あ~、自分でもくだんないことやってるな~と思う。 あと数回で終了してくれるのがうれしい。
そろそろ体力の限界である。

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